Remnote とObsidian対決!第2弾-Remnoteを卒業してObsidian有料会員になりました

前回の記事ではRemnoteからObsidianへの乗り換えを検討しながら、移行そのものも思ったよりは難しく、挫けそうになっていましたが、とうとう100%Obsidianに移行し、さらにObsidianSyncという有料プラン(年額$96)にも入会しました。

Remnoteに別れを告げて、Obsidianで行こうと思った理由は、まさにこの移行の難しさに関係しています。

Remnoteに感謝しつつ卒業を決めた理由

この記事で述べたとおり、RemnoteはKM初心者に優しく、ノートが勝手に有機的に繋がってくれるので、自分にとって初めて継続できたKMツールであることに変わりなく、初心者にオススメであることも変わりありません。

現に私はRemnoteを始める前、Obsidianをダウンロードしていたのですが、使い方が全くピンと来なくて1年以上放置していて、Remnoteを使うようになって初めて、マークダウンやリンク、バックリンク、アウトライナーの考え方がぼんやりと分かり始めました。

Remnoteの独自性 vs. Obsidianの汎用性

そしてRemnoteが勝手にしてくれる、リンク、バックリンクなどを便利に使っていたのですが、「勝手にしてくれる」イコールRemnoteの独自仕様みたいなものがあって、いざmdファイルとしてエクスポートしてみると、自分が思っていたのと、違う形で複雑な内容のファイルが作られているので、エクスポートしたファイルを、Obsidianではそのまま使えないことがわかりました。

例えば、Remnoteで見出しのところでたたんでいるノートは、MDファイルにはエクスポートされません。Remnoteは全ての箇条書きがRemという単位で管理されているので、ユーザーが1つのファイルとして認識してる単位で必ずしもエクスポートされないのです。

それに比べて、Obsidianは、ローカル環境にあるmdファイルをそのまま表示しているだけなので、他のエディタで操作しようが、ファイル操作で一括で名前を変更しようが、分割しようが、そのまま問題なく、ファイルごとに表示してくれます。

これは将来的にノートをまとめて書式変更したり、まとめてメタデータを差し込むとか、再利用するときに非常に便利です。また、Remnoteの独自仕様を勉強する暇があったら、マークダウンの記法そのままを覚えたり、コマンドラインからのファイル操作を覚えた方が、将来の自分のためになるなと思ったのが、Remnote卒業を決めた理由です。

次回、初心者が、あれこれプラグインと格闘しながら、Obsidianを使いやすくしていく様子をお届けしたいと思います。

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