海外移住してクレジットカードとデビットカードを作るときの日本との違い3つ

海外移住

海外移住すると、海外ノマド生活と違って、銀行口座を現地で開いてクレジットカードを作ったり、税金を収めたりするようになるかと思います。

私も渡米三ヶ月目でやっと、ソーシャルセキュリティナンバー(社会保障番号)を取得、 現在クレジットカードを作ろうとしているのですが、日本とずいぶん考え方が違って、戸惑うことが多いので、今わかってることだけまとめてみました。誰かのお役にたてれば幸いです。実際クレカ発行されたら、また、加筆なり、別記事にまとめるなりします。

アメリカではローンや請求書に対して支払い額を自分で変えられる?!

アメリカに来て一番最初に契約したのが携帯電話でしたが、クレジットカードで初回支払いしようとしたら、「今日は何にも支払いいりませんよ!Auto Paymentの手続きしたいんですか?」とちょっと驚いたように言われ、「えっ、1セントも払わずに契約終了?しかもみんな自動月払いしないの?」と驚きつつ、アメリカのクレジットカードがまだなかったこともあり、請求書払いにしました。

月末が来て支払うときに一番驚いたのが、請求額の支払い方法(クレジットカード、現金など)以外に支払額も指定できることでした。

要するに100ドルの請求だったとしても、「とりあえず50ドルだけ払うわ」という選択ができるのです。

私は日本にいたときも、クレカ、SUICAやQuickPayを使い分け、ほぼキャッシュレスの生活を送っていましたが、必ず一括払いにして、支払いを先延ばしにするという発想はなかったので、ちょっと驚きました。

ファイナンスの基礎的な概念として、支払いはなるべく遅く、その間に運用してお金を増やすのが賢いというのは、頭では理解しますが、借金大嫌いしかも超低金利の日本から移住した身では相当な違和感です。

支払い遅延するとクレジットスコアが悪くなる

アメリカ人の多くはAuto Payment(自動引き落とし)をせず、請求書がきたものに対して支払いをしているようです。支払いのために小切手を郵送するというやり方もあります。効率を重んじる国なのにどうしてそんなアナログな方法が残っているのかと驚きですが、とりあえず、郷に入っては郷に従えということで、請求書払いでしばらくやってみることにします。

アメリカでクレジットカードを使ったり、ローンの支払いを続けるとクレジットヒストリーとクレジットスコアが構築されていきます。

使いすぎず、期限通りにしっかり返すという履歴を積み重ねていくことによって、よいクレジットスコアが維持されて、それによってローンやクレジットカードの利率が変わってくるのです。

遅延を繰り返したりして、スコアが悪くなると、家を借りるときに多額の保証金が必要になったり、ローンを断られたりすることもあるそうです。

海外から移住したての場合は、クレジットヒストリーが白紙のため、普通の方法ではクレジットカードを作ることができません。

しかし、クレジットカードを作らないとクレジットヒストリーが構築されないという、鶏が先か卵が先かという状況になってしまうので、移住した人は、銀行に預金した金額分がクレジットとして使えるという、セキュアードクレジットカードというものを作って、クレジットヒストリーは構築することができます。

そのほかに、日本の収入等も考慮して審査してくれる、日本人向けカードが3種類ほどあり、私はその中でプレミオカードというものを作ることにして、今発行を待っているところです。

クレジットカードは必ず利息がつく?

クレジットカードを申し込んで、規約をみると、「最初の6ヶ月は利率XX%、それ以降はXX%」とまずデカデカと利率が書かれています。

日本でクレジットカードを作るときに利率は意識したことがなかったので、「え、こんなに利率が高いの?」とまずビビります。

でも、実はこちらは期限までに払えば利息は一切かからないそうです。

日本のクレカも、一括払い以外は利息を払わなければならないのと一緒ですね。利息を払ったことがなかったので意識したこともありませんでした。

アメリカのオンラインショッピングでカードを使う危険性

アメリカ人と話していると、オンラインショッピングでカード番号を入力することに対して日本人以上に警戒している人が多いように感じます。

対策としては、オンライン専用のクレカを使う、もっと用心深い人は、オンライン専用のプリペイドタイプのデビットカードを使うようです。

とはいっても何も買い物ができないと不便なので、いくつかのオンラインショッピングで日本のクレジットカードで買い物をしようとしたのですが、アメリカの郵便番号と紐付いていないクレカが使えなかったり、登録できても、shipping feeや着日の計算が、変な数字がでてきたりで怖いので、チェックアウトはしませんでした。

そして、やっと銀行口座開設して、すぐにクレカ作れると思いきや、数週間かかるということなので、待ちきれず、銀行発行のデビットカードを使ってオンラインショッピングをすることにしました。

確かにデビットカードは銀行口座と直結しているのと、瞬時にお金が引き落とされるので、間違って根こそぎお金を移動されてしまったらどうしようという不安が残ります。

不正使用されたら、即座に申し出て、自分が使っていないことが明白であればお金は戻ってくるようなので、思い切ってAmazonで買い物をしてみました。

今のところ、不具合はでていませんが、注意しながら使っていきたいと思います。

海外移住したばかりですと、クレカを何枚も一度に作れず、オンラインショッピング専用とかはしばらくできなさそうなので、何か良い方法が見つかったら更新します。

 

コメント

  1. […] 前回の記事では、クレジットの支払額がかなりフレキシブルだということを紹介しました。日本ではクレカは銀行自動引き落としにしていたのですが、こちらでカードを作ったとき、現地の人の真似をして、自分で支払いを決める設定にしてみたのですが、早くも2ヶ月目の支払いで、海外出張などに忙殺されて、支払い期日メールを見落とし、2、3日支払いが遅延してしまいました。 […]

タイトルとURLをコピーしました