Atomic Habitsの4つの法則をどのように実践していくか?
Atomic Habitsでは、習慣化の法則として、次の4つが挙げられています。
- トリガーを目立たせる (Make it obvious)
- 実践する内容を魅力的にする (Make it attractive)
- 簡単にとりかかれるようにする (Make it easy)
- 終わったあとの満足感 (Make it Satisfying)
最近習慣化しつつある、ジャズピアノのスケール練習を例にとって説明します。
1.トリガーを目立たせる (Make it obvious)
ピアノの蓋を開けっ放しにして、いつでも弾けるようにして、そこにジャズ・ピアノの教本と後述するチートシートをおいて、習慣化チャレンジしていることを明確にします。
2. 実践する内容を魅力的にする (Make it attractive)
これは、毎日スケールを練習すると、明らかに指の動きがスムーズになり、また指使いが記憶されて、弾くのが楽になるので、上達すること自体が、報酬となっています。
難しすぎても、簡単すぎても、魅力は薄れてしまうらしいのですが、自分のレベルとしては、今使っている教則本の内容をスムースに弾ける事自体が楽しいので、ちょうどよいレベル可と思います。
この本をコンプリートしたあとも、自分のレベルに合ったものを探して続けようと思っています。
3. 簡単にとりかかれるようにする (Make it easy)
ここは、何回か試行錯誤したところです。
こちらのジャズピアノの教則本の1冊コンプリートを目指しているのですが、レベル的には自分にあってるとはいうものの、スケール練習のところで、ずっとつまずいていました。
つまずきの理由を考えてみると、スケールの音間隔を覚える、右手左手別々に指使いを覚える必要があるのですが、1つのスケールだけで教則本の4-5ページに渡り、どこにどのキーのスケールが書いてあるか、探すのがたいへんで、探してるうちに飽きてしまって脱落というパターンが見えてきました。
そこで、指使い(どこで指を回転させるか)と、どの音を使うか一度にわかる早見表(チートシート)をGoogle Sheetsで作りました。
最初はGoogle SheetsのままiPadで表示させ、目当てのスケールでフィルターするという方法をとっていたのですが、ピアノのところにiPadをおいておいても、iPadが充電されていなかったり、GoogleSheetsのフィルタがうまくかからなかったりと、ここにもわずかなつまずきの元が潜んでいました。
そこで、11のスケールを11枚のカードに印刷して、ピアノのところに置くことにしました。そのカードだけを凝視しながら、練習すると、集中が途切れず、より多くのスケールを練習することができるようになりました。

4. 終わったあとの満足感 (Make it Satisfying)
また、このチートシート方式は、満足感アップにも有効でした。
練習したスケールは、そのカードを左に移動すると、何枚練習したかも一目瞭然で、達成感が湧いてきます。
また、BUJOのハビットトラッカーで途切れなく塗りつぶされていくのも、地味ですが、報酬のひとつとなっています。
ハビットトラッカーの書式はPinterestで見つけたBUJOの書式を、手書きがめんどくさいので印刷してます。このフォーマット少し飽きてきたので、新しいモノ探しています。

1%ずつ各ステップを改善していく
また、Atomic Habitsで強調されているのは、日々1%ずつでも改善していく。今回は特に、3番めのステップの改善について詳しく説明しました。
他にもいくつか習慣化チャレンジ成功しつつあるものがあるので、実例を上げていきたいと思います。参考になれば幸いです。
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